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os:グラフィックドライバ

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os:グラフィックドライバ [2020/02/04 18:07] – scfbを追記した yuichiroos:グラフィックドライバ [2020/03/18 16:29] (現在) – [Intel グラフィック] yuichiro
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 drm-kmod は現在 Kaby Lake までの[[https://wiki.freebsd.org/Graphics/Intel-GPU-Matrix|動作報告]]があります。 drm-kmod は現在 Kaby Lake までの[[https://wiki.freebsd.org/Graphics/Intel-GPU-Matrix|動作報告]]があります。
 +また、手元で試した限りでは Coffee Lake (i7-8700) でも動作しました。
  
 インストールは drm-kmod パッケージをインストールするだけです。 インストールは drm-kmod パッケージをインストールするだけです。
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 次にグラフィック機能を使うユーザを "video" グループに入れます。 次にグラフィック機能を使うユーザを "video" グループに入れます。
 +
 +<code>
 +pw groupmod video -m <ユーザ名>
 +</code>
  
 最後に X.org のグラフィックドライバを "modesetting" にして X を起動します。 最後に X.org のグラフィックドライバを "modesetting" にして X を起動します。
行 124: 行 129:
 現在、どのコンソールドライバを使用しているかは "sysctl -n kern.vty" を実行し、 現在、どのコンソールドライバを使用しているかは "sysctl -n kern.vty" を実行し、
 結果が "vt" であれば vt(4) を "sc" であれば sc(4) を使用しています。 結果が "vt" であれば vt(4) を "sc" であれば sc(4) を使用しています。
 +
 +==== Xorg のドライバ設定 ====
 +
 +最近の Xorg は起動時に自動設定されるため xorg.conf を記述する必要はありません。
 +しかし、自動設定でうまくドライバが認識されない場合や、意図的に指定したドライバで動かしたい場合にはドライバの指定を記述する必要があります。
 +
 +このような用途の場合、xorg.conf を全て記述するのは面倒かつ、他の設定を間違える可能性があるため、自分が設定したい部分だけを設定します。
 +
 +FreeBSD では /usr/local/etc/X11/xorg.conf.d に置かれたファイルを設定として読み込んでくれるため、ここにドライバの設定だけを書いたファイルを起きます。
 +
 +例として driver.conf にドライバの設定を書いた場合を示します。
 +
 +<code xorg_conf /usr/local/etc/X11/xorg.conf.d/driver.conf>
 +Section "Device"
 +   Identifier  "Card0"
 +   Driver      "scfb"
 +EndSection
 +</code>
 +
 +上記の例では scfb ドライバを使用するようにしています。
 +その他の設定については自動設定されます。
  
os/グラフィックドライバ.1580807279.txt.gz · 最終更新: 2020/02/04 18:07 by yuichiro

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