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旧: X Window System のインストール

本ページでは、FreeBSD 12.2-RELEASE での X Window System https://www.x.org/wiki/ と Desktop 環境 Xfce https://www.xfce.org/ のインストール手順を説明します。

パッケージのインストール

pkg コマンドを使用して、Xorg, Xfce, 日本語フォントのパッケージをインストールします。

$ sudo pkg install xorg
$ sudo pkg install xfce
$ sudo pkg install japanese/font-std

日本語入力のために Fcitx https://fcitx-im.org/wiki/Fcitx もインストールします。

$ sudo pkg install ja-fcitx-mozc

Web browser は Firefox をインストールします。

$ sudo pkg install firefox

システムの設定

Xfce4 はメッセージパスに D-Bus を使用するので、以下の手順で D-Bus を有効にしてデーモン (daemon, サービス) を起動します。

$ sudo sysrc dbus_enable="YES"
$ sudo service dbus start

設定ファイルの作成

vi/emacs などのテキストエディターを使用して、.xinitrc というファイルに以下の内容を書き込んでください。

export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
export LANGUAGE=ja_JP.UTF-8
export LANG=ja_JP.UTF-8
#
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=xim
export XMODIFIERS=@im=fcitx
/usr/local/bin/mozc start
/usr/local/bin/fcitx -r -d
#
#/usr/local/bin/setxkbmap -layout jp
#
exec /usr/local/bin/xfce4-session

X Window system の起動

コンソールからログインして、startx コマンドを実行します。

$ startx

左上の「アプリケーション」をクリックして「ウェブブラウザー」をクリックすると、Firefox が起動します。

キーボードの「Ctrl + SPACE」を押すと日本語の入力ができます。

左上の「アプリケーション」をクリックして「ログアウト」をクリックすると「Taro Yamada のログアウト」というダイアログが表示されるので、「ログアウト」をクリックすると X Window System が終了します。